Rambling Records

都会のひと部屋

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名作選35 第二弾

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2015年12月16日発売 / RBCP-2941 / ¥2,000 (tax out) 解説:濱田高志

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『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』で知られるジャック・ドゥミ監督の長編映画『都会のひと部屋』のサントラ盤が、初の国内盤DSDリマスタリングで登場。ミシェル・コロンビエによる、哀愁を帯びた悲劇の音楽が胸を打つ。

 

<トラックリスト>

ディスク1
1. タイトル・クレジット
2. 最初のストライキ
3. ギルボーと男爵夫人
4. エディットと母
5. 恋するヴィオレット
6. 工事現場のカフェ
7. ダンビエルとギルボー
8. ヴィオレットと母
9. 占い師
10. エドモンとエディット
11. 帽子
12. 逢瀬
13. ホテルの部屋
14. エドモンの訪問

ディスク2
1. 都会のひと部屋
2. ヴィオレットとダンビエル
3. 男爵夫人の家
4. エディットの愛
5. 夜明けのカフェ
6. 虎穴
7. 別れ
8. エドモンの死
9. エディットの話
10. 人形
14. ペルティエール夫人と娘
15. 二度目のストライキ
16. 恋人たちの死
17. 都会のひと部屋 ピアノのための組曲

 

Universal France

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

元CDの特徴

1982年の録音、今回のセレクションの中では珍しく80年代の作品、ジャック・ドゥミ監督お得意のミュージカル映画。

ミシェル・コロンビエのキャリアの中では中期にあたる頃か、クラシカルな曲の中にフュージョン・アレンジが随所に顔を出す。

80年代の録音なので当然デジタル・マルチ録音のはず、録音&ミックスは悪くはなく分離も良いが、この時代のデジタル録音の特徴でもある線の細さが気になる。高域も伸びているようで、伸びていない。たまに歌が遠くなるのは、狙ってやっているのか不明。

70年代前半が主な他の作品と違い、明らかにデジタル・リヴァーブと思われる響きがある。

ボーナス・トラックのピアノ・ソロ(組曲)のサウンドが良くないのは残念。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

他の作品と同様、質感はThermionic Culture Vulture、高域の調整はMillennia NSEQ-2とMaag EQ4 のAir Bandにて調整。他の作品よりもだいぶ新しいが、各プラグインやMSコンプ・バス・コンプの設定はほぼ同じ感じ。レコーディングされたサウンドが他の作品よりは新しく聴こえるはずなので、その辺りを意識してそれぞれ調整している。

おそらくデジタル録音なので、その特徴である線の細さを補正し、70年代のアナログ録音ものに負けない質感に。

クラシカルな曲はフュージョン・アレンジの曲よりも若干音圧を下げ、アルバム全体の流れを自然にしている。

ボーナス・トラックのピアノ・ソロ曲は音量・音圧共にグッと下げ、本編より目立たなく、またピアノ・ソロ本来の音圧に。

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