Rambling Records

うたかたの恋

Category :

ALL

名作選35 第二弾

ALL

mayerling_book

2015年12月16日発売 / RBCP-2932 / ¥2,000 (tax out) 解説:濱田高志

amazon

iTunes

mora

eonkyo

ototoy

‘『男と女』『白い恋人たち』で知られる日本でも人気の高いフランシス・レイの『うたかたの恋』を始め、『個人教授』『太陽のならず者』の3作品を収録したサントラ盤がDSDリマスタリングで登場。美しいオーケストラサウンドからボッサ、ラウンジなどフランシス・レイの魅力が満喫できる一枚。

 

<トラックリスト>

1. うたかたの恋(オープニング)
2. 宮廷のワルツ
3. 出会い
4. 雪の中の騎行
5. ベニス
6. 温室
7. マリアの到着
8. 大舞踏会
9. プラテル
10. ルドルフの死
11. ホエア・ディド・アワ・サマーズ・ゴー
12. オリヴィエ
13. 手紙と散歩
14. アイ・ドント・ノー・ホワイ
15. 個人教授
16. アヴォリアでの一夜
17. 太陽のならず者
18. ドニとマリジャンヌ
19. ジム
20. ドニ
21. ポップな追跡
22. ドニのためのスロー・テーマ
23. ブラジルの郷愁
24. ならず者への別れ

 

Universal France

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

元CDの特徴

フランシス・レイ音楽の作品を三つまとめた3 in 1 CD。1967年~1969年という近い年代の録音の三作品なのだが音質はまったく違う。『うたかたの恋』は良好、一年後の『個人教授』の方が良くなく、一年前の『太陽のならず者』はほぼモノラル(後でリヴァーブで響きを付けたようにも聴こえる)。2003年に行われたマスタリングにより、やや押し出し感が強く(特にサイドの)、高域もだいぶ強調されてしまっている。弦楽主体のオケの高域をこんなにブーストしてしまっては、かなり聴きづらい。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

三つの作品からなり、さらに作品内における質感が揃いきれてないのでプラグインによる微調整は曲ごとにしているが、全てのプラグインの設定を変えているわけではない。アルバムを通してまったく変えてない箇所、曲ごとに細かく変える箇所、そして作品ごとに少しずつ変える箇所といろいろある。この処理によって作品内での質感の統一と、アルバム全体の良い流れを作り出している。

左右の押し出し感がやや強いのでMSコンプはS側を通常より強めにかけ、自然な定位感と広がりに。

元CDの高域のブーミーな感じを抑えているが、歌ものではそれを少しだけ緩め、地味に感じないようにしている。

古き良きフランスの映画音楽という印象、フランシス・レイの溢れる才能が存分に楽しめる好盤となった。

 

BACK TO LIST