Rambling Records

スヌーピーとチャーリー

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名作選35 第二弾

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スヌーピー

2015年12月16日発売 / RBCP-2929 / ¥2,000 (tax out) 解説:村尾泰郎

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‘日本でも大人気のスヌーピーとチャーリー・ブラウンが主人公のコミック「ピーナッツ」の初の劇場版アニメ『スヌーピーとチャーリー』を中心に、『ジョアンナ』『ミス・ブロディの青春』『ナタリーの朝』からも収録したロッド・マッケン作品集!
テリー・トロッター、チェット・ベイカーなども参加した豪華な内容がDSDリマスタリングで登場!!

 

<トラックリスト>

1. チャンピオン・チャーリー・ブラウン(ヴォーカル)
2. サムシング・フォー・スヌーピー(インストゥルメンタル)
3. ア・ボーイ・ネームド・チャーリー・ブラウン(ヴォーカル)
4. フェイラー・フェイス(インストゥルメンタル)
5. ナタリー(ヴォーカル)
6. アイル・キャッチ・ザ・サン(インストゥルメンタル)
7. フェイラー・フェイス(ヴォーカル)
8. ウィー(ヴォーカル)
9. ジーン(インストゥルメンタル)
10. ベンド・ダウン・アンド・タッチ・ミー(ヴォーカル)
11. ジョアンナ(メドレー)(インストゥルメンタル)
12. チャンピオン・チャーリー・ブラウン (ヴォーカル)

 

Varese Sarabande

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

元CDの特徴

1970年の録音。 長い間CD化されてない、幻の名盤(2015年に Varese Sarabande からリイシュー)。

よく聴かないとわからないが、アナログ盤から起こしているよう(オリジナル・マスター紛失のためか)。盤ノイズが多いわけではなく、状態は良い。

盤起こしのためか、元のアナログ・マスター・テープの状態が良くないのか、回転ムラのように聴こえる部分がたまにある。

1970年の録音にしては録音・ミックス共に良い。ロッド・マッケンの歌声がたまらなく渋くて良い味なのだが、歌がやたらと大きいミックスなのが、ちょっともったいない。

素朴なジャズ・アレンジに、なぜか時折オンド・マルトノが入ってくるのが不思議だが、柔らかい音色が意外にマッチしている。

ミックスはこの時代特有のLCRバランスだが、低域・高域のバランスは良く、聴きやすい。
奥行き感はまったくない。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

元CDは今ひとつ音像が小さい(情報量が小さい)ので、Thermionic Culture VultureのDriveを上げめにして、程良い厚みに(音圧が上がり過ぎたり派手なサウンドにならないよう、Biasを下げて調整)。

あまりに歌が大きいので、Dangerous CompressorによるMSコンプのM側を通常より多めにリダクション、センターの音圧を軽く抑えている。

ヘッドフォンで注意深く聴かないとわからないレベルではあるが、盤ノイズがたまに聴こえてくるのでiZotope RX5 DeClickでトリートメント。ファイル全域にRX5をかけたトリートメント・トラックを作り、ノイズが気になる箇所は差し替えていった。

Dangerous CompressorによるMSコンプのS側も通常より深めにかけ、さらにMaag EQ4のAir Bandの超高域(40kHz)を軽くブーストし、上品な奥行き感に。

これらの合わせ技によって歌が気持ち良い質感でセンターの前面から聴こえ、伴奏楽器は歌を囲むように左右の奥に広がり、自然かつアナログ感溢れるサウンドとなっている。

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