Rambling Records

帰ってきたギャング

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名作選35 第二弾

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帰ってきたギャング

2015年12月16日発売 / RBCP-2925 / ¥2,000 (tax out) 解説:竹之内 円

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ピエール・グラニエ・ドフェール監督によるコミカルな泥棒アクション!
音楽を手がけるのはジミー・スミス!!
世界的なジャズ・オルガニストが奏でる隠れた名盤がDSDリマスタリングで登場!

 

<トラックリスト>

1. アルフォンスのブルース
2. メインテーマ
3. ダンゴムシのバラード
4. カトリーヌのためのメロディー
5. アルフォンスのテーマ
6. 苦悩/競馬場ブルース
7. カトリーヌのためのメロディー (バージョン2)
8. 愛のテーマ
9. ダンゴムシのレクイエム
10. メインテーマ (バージョン2)

 

Universal France

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

元CDの特徴

1965年の録音、この年代の録音のわりには状態は悪くない。ステレオ音像だが、ドラムが右に寄っている等初期ステレオ時代特有のおかしな定位。歪んでいる部分も多い。

弱奏部分はテープ・ヒスノイズが気になる。

曲によってなのか、盤起こしのように聴こえる部分がある(M02中間部が顕著)。

2002年に行われたマスタリングによりやや高域をブーストし過ぎ(スネアを聴けばよくわかる、線も細い)、音圧も上げ過ぎている。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

録音年代を考えるとヴィンテージ機器が使われているのは間違いないので、Thermionic Culture VultureのDriveを多めにして、アナログっぽさを加えている。ジミー・スミスのオルガンはもちろん、左から聴こえるエレキ・ギターや右に定位したドラムのサウンドがそれぞれリアルかつ躍動感溢れるように。時折聴こえるメンバーの声も(おそらく意図的ではないが録音されてしまった演奏時の声)、楽しめる。

LCRのみの三点ステレオ音像なので、MSコンプによりS側を奥に引っ込め、気持ちの良い定位感に補正。

Maag EQ4で2.5kHzをカットしてからAir Gainによって超高域をブースト、空気感を加えている。 2.5kHzのカットによりテープ・ヒスノイズが軽減したように感じるが、これをやり過ぎないよう慎重に調整。

M02中間部のみ、盤起こしと思われるノイズがひどいので、iZotope RX5 DeClick でノイズ除去(良いタイミングで強力な新ヴァージョンがリリースされた)。元の質感を大きく変えないよう、慎重に設定。DeClickがリムショットに反応してしまうので、左右で設定を変えて凌ぐという離れ業も。

いろいろな処理をして最終的に本来のアナログ感にグッと近付くという、これぞDSDマスタリング&MSマスタリングの醍醐味、大推薦!!

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