Rambling Records

気狂いピエロ/ウィークエンド

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名作選35 第一弾

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2015年11月18日発売 / RBCP-2923 / ¥2,000 (tax out) 解説:小柳 帝

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ジャン=リュック・ゴダールの60年代の代表作『気狂いピエロ』と『ウイークエンド』のサントラ盤が、DSDリマスタリングで登場!アンナ・カリーナのヴォーカル曲も収録。

 

<トラックリスト>

1. フェルディナン
2. ピエロ
3. 失われた夜会
4. いつまでも愛するとは言わなかった
5. 明日もなく
6. 私の運命線
7. ジャン=リュックのためのツイスト
8. 青色の死
9. ミックとマック
10. 羊たちの奇跡
11. 机上の空論の国のアリス
12. ラメント
13. フッティとショコラ
14. 第三世界の嘆き
15. インターナショナル(ドゥジェテルによる)
16. 彼女と彼

 

Universal France

 

 

 

 

 

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

 

元CDの特徴

2 in 1。三年の開きがあるが、サウンドの質感は曲調同様似ている。

『気狂いピエロ』…ややおどろおどろしいオケ曲と、いかにもフランス音楽っぽい歌ものに分かれる。歌ものはモノラルでインスト曲はステレオだが、分離は良くない。40分弱ながらバラエティに富んだ内容とも言え、人によっては癖になりそう。

『ウィークエンド』…やはりおどろおどろしいオケ曲と、シャンソンっぽいインストに分かれる。 全曲ステレオだが分離は良くなく、広がり感も欠ける。

二作品共に高域がこもっている。リマスタリング時にやや音圧を上げ過ぎているようにも感じる。

この作品が以前に再発されたのは 2000年と他のタイトルよりも若干古いが(他は 2010年前後)、上記のようなサウンドの特徴はフランスでの再発時に意識的にそのようにしているのか。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

『気狂いピエロ』…古い映画音楽等のマスタリングに相性の良いThermionic Culture Vultureによりマイルドな質感に(とはいえ元々マイルドになっているが、より音楽的なマイルドさを加えた)。 ストリングスの高域がこもっているのがやや不自然なので、Millennia NSEQ-2にて16kHzより上を少し足し、元CDの雰囲気を損なわない程度に空気感を演出。

元CDはインスト曲とジャズ曲、そして歌ものとで質感・ステレオ感・空気感が異なっているので、 Millennia NSEQ-2の高域の設定を曲ごとに少しずつ変え、全体の質感を統一している。特にジャズ曲と歌ものは生命力・躍動感が加わっている。

M03/1:11付近のクリック・ノイズを除去。

『ウィークエンド』…基本的には『気狂いピエロ』と同じ質感に。三年後の録音の分、高域のこもりはそれほどでもないので、空気感を足すのも控えめに。各曲の統一感はとれているので、曲毎に設定を変えたりはしていない。

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