Rambling Records

太陽がいっぱい

Category :

ALL

名作選35 第一弾

ALL

Piein_soleil_book_ol

2015年11月18日発売 / RBCP-2921 / ¥2,000 (tax out) 解説:前島秀国

amazon

mora

eonkyo

ototoy

アラン・ドロンの美貌と強烈な魅力、ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽、名匠ルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』のサントラ盤が、DSDリマスタリングで登場!

<トラックリスト>
1. 太陽がいっぱい
2. ヴェネト通り
3. 旅券変造
4. 人殺しのタランテラ
5. ヨット
6. モンジベッロ
7. フィリップ殺害
8. 沖合
9. 接吻
10. 偽造
11. 不在
12. タオルミナに着く
13. 嘆きの女
14. 鏡を見つめるトム
15. 浜辺にて
16. 太陽がいっぱい(組曲)

Universal France

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

元CDの特徴

1960年の作品だけに半数以上がモノラル、ステレオ音像の曲もこの時代特有の極端なLCRミックス。しかし録音状態は良く、美しいニーノ・ロータの世界がしっかり録られている。フルートや弦楽アンサンブル、それにギターなどが感動的な美しさ。

しかし2006年に行われたと思われるマスタリングによって、高音がシャリッとし過ぎ。低域は元々かもしれないが、物足りなく感じる。全体的にデジタル臭が漂い、音楽ではなく音(データ)にしか感じられない。

美しい旋律よりも、高域を調整しているなという感じの方が目立ってしまい、気になる。

ボーナス・トラックのM16のみ1973年の録音なので質感が違うが、なぜか音質は良くない。

 

今回の DSD マスタリングの聴き所

各ツマミを、神経を研ぎ澄まして調整することによって、元CDでのマスタリング時に加えられてしまったと思われるシャリ感のみを除去。さらにLittle Labs Voice of Godにて低域を補強、自然な高域・低域に戻している。

モノラルの曲はDSDマスタリング&MSマスタリングの効果が出にくいが、それでも不思議なことに奥行き感が増し音も厚くなり、スタジオの空気感をより感じられる。

M16は元CDではなぜか本編よりも音質が悪く感じるが(録音がずっと後なのに、という意味で)、若干の調整によって年代相応のサウンドに。

「あ、この曲がニーノ・ロータの曲なのか」、「あ、この曲が太陽がいっぱいの曲なのか」と思いを新たにする人が多いのではないか。 それにしても美しい曲の数々、モノラルであってもあまり気にならないし、ダイナミックレンジが広くないのがまた郷愁を誘う。 特にM11のギター・ソロの曲が絶品。

今の感覚で再ミックスをしたくなってしまう。

大推薦!!

BACK TO LIST