Rambling Records

ある夕食のテーブル

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ドラマ

1960年代

Selection50_ある夕食_4Pbooklet

2014年11月19日発売 / RBCP-2843 / ¥1,800 (tax out) 解説:江守功也

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90年代のイタリア・サントラ・ブームで脚光を浴び、その後ラウンジブームへの火付け役となった『ある夕食のテーブル』のサントラ盤がダイナミズム溢れるDSDリマスタリングで登場!
歌姫、エッダ・デ・ロルソの軽やかなスキャットは永遠の名曲。
そしてエンニオ・モリコーネのサントラとしても傑作の一枚。
レコーディング時、本来の音を意識してバランスを重視したマスタリングを施し、元音源よりも生命感・躍動感がある仕上がりに!

1. ある夕食のテーブル
2. サウナ
3. 空っぽのバルコニー
4. 太陽の光のように
5. 愛の十字架
6. 愛のさけび声
7. リックの出来事
8. 愛の選択
9. ニーナ
10. ある夕食のテーブル(アンカット・ヴァージョン)
11. 愛のさけび声(オリジナル・メイン・タイトル))
12. 空っぽのバルコにー(フィルム・ヴァージョン)
13. ニーナ(オルタネイト・ヴァージョン)
14. 愛のさけび声(フィルム・ヴァージョン)
15. ある夕食のテーブル(リプライズ)
16. リックの出来事(フィルム・ヴァージョン)
17. 愛の選択(フィルム・ヴァージョン)
18. ある夕食のテーブル(リプライズ #2)
19. ハリー・トゥ・ミー
20. ラジオ・スポット

<CINEVOX 2006/05/11>

 

葛巻善朗(マスタリング・エンジニア)コメント

リマスタリング前音源の特徴
・1969年の作品。自分の生まれた年の作品で今回の50タイトルのマスタリングを締めくくるということで、なかなか感慨深い。
・近年のラウンジ・ミュージック・ブームの火付けとなった冒頭4曲が素晴らし過ぎる。
・録音年代的にトラック数が少ないのだろう、メロディが左、ドラムが右といった極端な定位。
・押し出し感がやや強いが、低域・高域の質感・バランス共に悪くはない。
・管楽器がやや歪みっぽいが、クラシック・スタイルの曲調ではないので許せる範囲。ラウンジ系のミュージシャンならむしろかっこよいと思える音だろう。しかし、本来歪んで良い音色ではないのは知っておいた方が良いと思う。
・当時の録音は一発録りが基本だと思うが、マイクの立て方、その他どうやって録っていたのか、どこかに資料があったらぜひ見てみたい。
・音楽も、モリコーネはほぼ全てスコアに書いていたそうだが、そういったことも気になる。 つまりは我々プロの音楽家からしたら教科書、一般的にも至宝的な存在。

今回のマスタリングの聴き所
・他のモリコーネ作品や年代物のサントラ同様、Thermionic Culture Vultureプラグイン、真空管EQプラグイン、MSコンプのSibilance Boost、バス・コンプによって、柔らかくナチュラルなサウンドへ。
・音圧はRMS -11.0db前後、一番自然で聴きやすく、圧縮感のないサウンド。
・M10とM19以外はほとんどセンターに音がない(感じられない)ので、こういう場合MSを利用しての音作りがやや難しいのだが、定位バランスを崩さないよう慎重に調整。
・他の作品においても全てそうだが、高域を柔らかくといっても時代的に本来こういう音だったはず、というところに戻しているだけで、こもらせているわけではない。これがこもって聴こえるようでは感覚がおかしい。
・本来の音質に戻していることにより、各楽器がどんな演奏をしているのかが、手に取るようにわかるし、いろんな聴き方で何度でも聴ける。
・M04、などリマスタリング前にはなかった生命感、躍動感がある。ただ音圧をあげれば生命感が出るわけではないことがわかる。
・トラック数が少なく、ほぼオン・マイクのみで録られているのだろう。おかしな定位感ではあるが、実際演奏しているスタジオorホールの良い席で聴いている、もしくは録音したばかりのスタジオのコントロールで聴いているような、瑞々しいサウンド!

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