Rambling Records

エイリアン・トリロジー

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傑作選50

SF / アクション

2014年11月19日発売 / RBCP-2830 / ¥1,800 (tax out) 解説:竹之内 円

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未知の生命体との格闘を描く、世界中で大ヒットを記録したSFホラーの傑作!
それぞれ作曲者の違うシリーズ1、2、3からの名曲を1枚に集結したトリロジー盤がダイナミズム溢れるDSDリマスタリングで登場!
随所に散りばめられた、それぞれの作曲家渾身の技法をブラッシュアップし、静寂部さえも存在感のある三次元的立体サウンドへと生まれ変わった仕上がりに!

1. メイン・タイトル
2. 目覚め
3. 大気圏突入/着陸
4. 離脱
5. ザ・ドロイド
6. 扉
7. エンド・タイトル
8. メイン・タイトル
9. 無駄な逃亡
10. ビショップのカウントダウン
11. レント
12. 不気味な風
13. アダージオ

<Varese Sarabande Records 1996/10/22>

 

葛巻善郎(マスタリング・エンジニア)コメント

リマスタリング前音源の特徴
・1996年の録音。
・Amazon 表記によるとスタジオ録音のよう。確かにオーケストラものにしては響きが少ない。
・左右の押し出し感はないが、センター音像はややもの足りない。
・サウンドは悪くはないが、とにかく情報量が少なく、デジタル臭を感じてしまう。音場がそこまで狭いわけではないが、聴いていて”狭い!”という印象を強烈に感じてしまう。
・『エイリアン』シリーズなので音楽は半分以上静寂。作曲家が作品ごとに変わるが、現代音楽の手法を使って書かれていたり、特殊奏法があったりと、それぞれ素晴らしい。
・完全に余談だが、若い頃指揮者ではネーメ・ヤルヴィさんが好きだった(当時から渋い)。 彼が指揮をしたエーテボリ交響楽団やロイヤル・スコティッシュ管弦楽団のCDをいっぱい持っているので、そのオーケストラが参加した作品に、大人になって職人的なお仕事で関わることが出来、感慨深いものがある。

今回のマスタリングの聴き所
・オーケストラもののサウンドトラックも録音年代やリマスタリングの有無、スタジオ録音なのかホール録音なのか等々の要素によりサウンドは様々である。リスナーはそこまで気にしない人も多いのだろうが、リマスタリング作業等である程度サウンドを揃えてあげないと、その作品についての公正な評価は出来ないと思う。
・トリロジー・シリーズは多く、仮定の話だが、同じオーケストラ、同じスタジオ、同じスタッフなどでの仕事が続くと、渾身の演奏&録音というのを毎回やるのは難しいのかもしれない。Amazon のレビューなどを見ても、わかる人にはわかってしまう。しかしながら、果たしてそれが本当にあまり良くない演奏&録音なのかは、2000年以前の録音のCDの場合本当のところはわからないと思う。それを可能な限り、当時の演奏&録音に近付けるのがリマスタリングであり、最新の機材を使っても新しいサウンドにするのではなく、当時のサウンドを再現というところに向かって試行錯誤しているのである。
・静寂部がメインといってもよい独特のスタイルの作品、さらにそれぞれの作曲家の渾身の技法があちこちに散りばめられており、それらを最高の状態で聴くためにサウンド・ステージを目一杯広げ、全帯域なるべくフラットに聴こえるようにしている。
・他のサントラ作品、さらに他のお仕事でもそうだが、MS & DSDマスタリングによって良いオーディオ機材だけでなく、圧縮してiPodで聴く、ラジカセで聴く、パソコンのスピーカーで聴く、ヘッドフォン/イヤフォンで聴く、どのような環境下においても静寂部から強奏部まできちんと聴こえるはず。
・リマスタリング前では特に静寂部が貧弱に感じてしまうが、今回のDSDマスタリングにより静寂部は”弱いのに存在感のある”サウンドへ。 結果的にBGMではなく”作品”として仕上がっているのが、M01冒頭を聴けばすぐにわかるだろう。
・MSコンプのスレッショルドやアタック・タイムを微調整し、ダイナミックかつ広がり感のある三次元的立体サウンドへ。
・スタジオ録音のせいか、アンビエンス成分が足りないのが本当に惜しい。できればリヴァーブを加えたいくらい。
・情報量の少なさが気にならなくもないが、サウンドは最高なのでハイレゾ大推薦!!

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